未来人のための・宇宙の神学

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南朝の岩戸開き

敗戦によって南朝政権は再び岩戸に封印されてしまった。
しかしシャンバラが計画したとおりに日本とドイツが勝利していてもやはり南朝の岩戸閉じはおきてしまったようである。

ラジニーシの著述によると、(細かい文言は忘れたので私流に大意を説明することになるのだが)大東亜を平定した後アジア各地を統治する大日本帝国の直轄機関(軍官僚や商人)は腐敗してしまい、天皇権を乗っ取って私利私欲を尽くす。
しかし世紀末となりドイツ帝国との決戦が迫ると、天皇側近が立ち上がってクーデターを実行し、大日本帝国は再び天皇親政に復帰するのだと言う。

 

ラジニーシ自身は最終戦争が日本ーアジアの勝利となる事以外には何も語っていないのだが、大本の予言では人類社会は最早戦争のない時代に入るとされている。

もちろん社会の片隅では痴話げんかによる刃傷沙汰ぐらいはどうしてもおきるだろう。
しかし最後の審判によって御霊の聖別が行われてしまうので、大量殺戮者や進化に障害となる人魂は最早転生できなくなっている。

新人類の始祖たちが明智を持って善政を敷き、たえず革新の人材を転生させていけば世にはびこる悪心を従わせ、霊的階級をこの地上でも維持することが可能になる。
(階級と言っても徳のある人=奉仕的な人物が村の村長に選ばれるぐらいの意味合いである)

国防面からの国体護持の必要性がなくなってしまえば、現世における天皇制(忠君愛国)は不要とも言える。

恐らく軍政上必要であった神武以来の男系皇統は意味をなくし、その職責はひたすら祭司的なものとなる事が予想される。

全人類の和合と親愛の象徴としての日本国王であれば、もっぱら母性的な神性を現すのが役目となり、それが次代天皇に期待されるシンボル像となるだろう。

東宮時代、雅子妃は岩戸隠れをされていたが、岩戸が開けて姿を現すのが愛子内親王殿下であるとの神意を示すための儀式がとりおこなわれたものと推察する。